それだけで。
「キャー!!犬飼キュンいたぁー!!」
「犬飼キュン誕生日おめでとー!!」
「犬飼キュン私のプレゼント受け取ってーvv」
「ていうか私を受け取ってー!!」←マ テ 。
「・・・ッ!!;」
『ダッ』
「「「「あッ!?待ってぇ犬飼キューン!」」」」
とりあえず・・・待ってと云われて待つヤツはいないだろ。
ていうか・・・なんで女ってこんなイベントが好きなんだ・・・?
・・・アイツはこういう事に興味ないのに。
それだけで。
「・・・ハァ、ハァ・・・・ッ」
今日は11月2日。とりあえず・・・・俺の誕生日。
毎年誕生日はこんな感じで女達に追いかけられる運命が待ってる・・・。
なんで追いかけらんねぇとなんねぇんだ?プレゼントとか、俺は別にいらないのに。
・・・・おかえしとか考えるの大変じゃねぇか。(エライです、犬飼キュン。
それよりアイツ何処行った・・・・?
「犬飼君。」
「・・・ッ!?」
「・・・やだなぁ、私ですよ。」
「・・・辰」
後ろからイキナリ声をかけられて。
振り返ると其処には幼馴染の辰がいた。
「やはり、今年も大変ですね。今日はまだ始まったばかりですから・・・今日はデンジャラスな1日になりそうですよ。」
「・・・・・とりあえず、」
「?何ですか?」
「とりあえず、何処行った?」
「あぁ・・・・」
そうだ、は何処へ行った。今日はまだ1回も見て無い・・・・。
とは、俺のもう1人の幼馴染。俺達は何時も一緒にいる。
辰とは違って・・・なんか、癒される。
身長は低いものの、長い綺麗な黒い髪、細長くて白い手足、イベントとかに興味はないけど・・・誰にでも優しくて、良く気がきく。
惚れてるヤツが何人居る事か。無駄なのにな、とりあえず。
・・・・・俺も、その1人だけど。
「私は先ほど見かけましたけどね・・・何処へ行かれたんでしょう。」
「探す」
「しかし、此処を動けばまた先程の女の方達に見つかりますよ?」
「・・・・チ」
そう、俺が今居る場所は理科準備室。
やっと女達から逃れた。・・・此処を動くと、また見つかる。
とりあえず、それはめんどくせぇ。
でも、に会いたい。・・・「おめでとう」って、云ってもらいたい。
「あぁ、犬飼君」
「?」
「今日はお誕生日でしたね。まだ云って無かったですね。お誕生日、おめで――」
「・・・待った!!」
「・・・?」
「・・・とりあえず、云ってもらえるのは嬉しい。けど・・・」
「・・・・・・あぁ」
「・・・・・・・・・・」
「1番はさんに、云ってもらいたいのですね。」
「・・・・・・・・・とり・・・・あえず。」
に云ってもらいたい。「おめでとう」って。
はイベントには関心ないけど。「おめでとう」だけでも、云ってもらいたい。
「全く・・・犬飼君は本当にさんがお好きでいらっしゃるのですね。」
フッと辰が笑う。俺は下を向く。頬が少し赤くなったのが、判った。
・・・・・それにしても、本当に如何しよう。
此処を出ないとが見つけられない。(授業には出ないんですか
でも、出ればまた追いかけられる。
・・・・・・困ったな、とりあえ・・・・
「キャー!犬飼キューン!!」
「な・・・・!?」
イキナリ後ろからさっきみたいな女の声が。
・・・・鍵しめてなかったのか!?
俺は反射的に立ち上がり、この場を離れようとした。・・・しかし、すぐに腕を捕まれてしまった。
・・・・・あ れ ? これって・・・・・
「・・・おや。」
「いーぬかーいキュンッ」
「・・・・・・・・・・・・・。」
其処に居たのは、さっきの女達ではなく、俺が探そうとしていた、だった。
とりあえず、俺は本気でびびったのに。
「あははーびびった?ごーめん御免」・・・なんて呑気な言葉を発する。
「・・・・とりあえず、びびった。」
「っへー!メイでも驚く事ってあるんだー!」
「・・・如何いう意味だ、とりあえず・・・・(汗)」
「あッ、ってか今日メイ誕生日っしょ。」
「・・・・・・・・・・・え?」
・・・・・・・俺の誕生日、覚えてた・・・・・?
「・・・珍しい。」
「ぁ?」
「あ・・・・いや」
が少し不機嫌そうな顔をした。
やべ、つい言葉に出しちまった。
・・・・・ホントにめずらしい。あんなにイベントに興味を持たないが・・・・俺の誕生日を覚えてるなんて。
「・・・とりあえず、なんで覚えてたんだ?」
「は・・・ッアンタ、僕と何年幼馴染やってると思ってんの?十何年も一緒に幼馴染やってりゃ覚えるでしょフツー!」
「・・・・そうか。」
「・・・・・・・・まさかメイ僕の誕生日忘れてないよな?」
「覚えてる・・・とりあえず。」
「「とりあえず」ですか。」
の顔がどんどん不機嫌になってく気がする・・・・・。
・・・・・しょうがねぇだろ、口癖なんだから。
っにしても・・・・・・・やっぱ、にとっちゃ俺はまだ『幼馴染』なのか・・・。
「なーにー?忘れてんじゃねぇのー実は。」
「・・・・・覚えてるよ。当たり前だろ、好きな女の事なんだからな。」
ふいに、口から出た言葉。
ずっと君に、伝えたかった言葉。
「・・・・・・・は・・・・・・・・・・・・・?」
「・・・・・・・・・・・・・・。」
・・・・・・・あーあ。とうとう云っちまった。なんかすげぇ驚いてるな、とりあえず。どーせ気付いてなかったんだろ?
大体普通は気付くぞ。何時も一緒に居るんだから・・・・気付けよ。
「・・・・・・・・・・メイ、ちゃんと云えるんじゃん。」
「・・・・・はぁ?」
ちゃんと・・・・云える・・・・・・・・・・・・・・?
「いやー、メイって見かけによらず恥ずかしがりなトコあんだろ?だから今日僕から云おうかなー・・・とか思ってたんだけど。
その必要なくなっちゃったなー。まぁ女から云われるのもかっこ悪い、か?ははッ。」
がぺらぺらとワケの判らない事を話して行く。
俺は、あまりにも展開が早すぎて動けなくなってしまった。
「・・・・ってアレ?メイー?メーイー?
・・・・・・あいちゃー固まってる。かっこ悪ィメイー!!」
・・・なんか、ムカつく。
女に、しかも好きな女に。かっこ悪いと・・・云われた。そして、笑われてる。(現在進行形
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「・・・・ッ」
俺は の腕を 思いっきり 俺の方に 引き寄せた。
そして・・・・・・
ちゅ
「―――――――――ッ!?」
「・・・かっこ悪いとか云うからだ。自業自得だ、とりあえず。」
「な・・・・ッ!」
「あ、とりあえず誕生日プレゼントは今のでいい。どうせ何も用意してないんだろ?」
「な・・おま・・・・・ッ」
「・・・もしかして、こういうのに意外と照れ屋、とか?」
フッと俺は軽く笑ってやった。
さっき思いっきり笑われたから、仕返しだ。
「ちゃんと・・・・用意してんよ」
「え」
『ガタン』
「――!?」
「へっへー。形勢逆転!!」
「・・・用意してるって、何をだ?とりあえず。」
「(動揺しろよ・・・)・・・・・何でしょう。」
「・・・・・お前、とか・・・・?」
「あったっりー。イェアーメイメイ大正解―。」
「・・・・・・・・・・上等だ」
『ガバッ』
「は・・・・・・・・・・・・」
「形勢逆転、だ。」
俺はニヤリと不敵な笑みを浮かべる
「・・・・っおい!!僕がメイを下にするのは良いけどメイが僕を下に・・・ってのはヤバイんじゃないのか?」
「何がだ?お前自身を、くれるんだろ。」
「あれはじょうだ・・・ッんぐ!?」
俺はの口をふさいだ。・・・モチロン、俺の口で。
―――『冗談』、なんて、云わせねぇ。
「ぅ・・・・ん゛・・・ッ・・・・ッぅあ!!息・・・くるし・・・ッ!!!;」
「色気ねぇヤツ」
「黙れー!メイがイキナリするから・・・・ッ」
「じゃあ、イキナリじゃなきゃ良いんだな。襲うぞ。イタダキマス。
云ったぞ、じゃあ早速。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・ッッ辰!!!;;;;」
「とりあえず辰はいねぇよ。とっくにどっか行っちまった。」
「・・・・・・・・・・・の・・・わ゛―――――!!!!!」
望み通りに喰ってやる。(※望んでません。
「・・・・・・・・・・・あ」
「ンだ?」
「・・・・誕生日、おめでとう、メイv」
ちゅッ
「・・・・!?」
「あっれー?顔赤いでちゅよー」
何時の間にかは俺の下から抜け出していた。
「・・・やられた・・・・・・・・・」
「はは!僕を襲おうなんてまだまだ早いのだよ、君!!
・・・って事で、授業始まっちゃうvじゃな!」
「あ・・・・・・・・・・・」
チッ。
・・・まぁ良いか。と両思いだったワケだし。キスできたし。(変態か
「おめでとう」って、云ってもらえたし。
君からほしかった言葉が聞けた。
ただ、それだけで嬉しいんだ。
ただ、それだけでもう何もいらないんだ。
た だ 、 そ れ だ け で 。
「・・・・・・・・ありがとうな。・・・とりあえず。」
終われ終われー(ヤジ
*****後書きと云う名の遺書。
白「わっはー!!初☆犬ドリ!!!+」
犬「・・・とりあえず、誰だ、コレ。」
白「は?犬飼キュンに決まってんじゃんv(にこり!」
犬「何処がだ・・・・」
白「結構頑張ったっすよ?コレでも。長いけど。」
犬「意味判んねぇ、とりあえず。」
白「まぁ細かい事は気にすんなー?wてか、犬誕生日おめでとう!!」
犬「略すな」
白「気にすんなって。」
犬「、此処まで読んでくれてサンキュな。BBSに感想くれたら嬉しい。」
白「俺からも御願いしまっすv」
犬「・・・とりあえず今の御願いで感想書こうと思ったヤツ半減したな。」
白「・・・・・・・・。」
2003/11/7
プラウザバックプリーズ。
[★高収入が可能!WEBデザインのプロになってみない?!
自宅で仕事がしたい人必見!
]
[ CGIレンタルサービス | 100MBの無料HPスペース | 検索エンジン登録代行サービス ]
[ 初心者でも安心なレンタルサーバー。50MBで250円から。CGI・SSI・PHPが使えます。
]